先日、道路脇に赤い色の彼岸花と一緒に同じ形の白いお花が咲いているのを見かけました。
あれ?彼岸花と言えば赤い色だと思っていたけど、あの白いお花はなんだろう?
白は名前も違うのかなぁ?
と疑問に思ったので調べてみました。
彼岸花の形をした白い花の正体は?名前は?
彼岸花の形をした白い花、それは、白花彼岸花(シロバナヒガンバナ)、もしくは赤く咲く彼岸花が色素形成状異常で白くなった彼岸花だとのこと。
白花彼岸花(シロバナヒガンバナ)は黄色い彼岸花「ショウキラン」と赤の「彼岸花」の雑種。といわれているそう。
黄色もあるんですね!実際に見たことはないけれど、赤い彼岸花より大きな花を咲かせるようです。
黄色と赤が合わさって白が出来るなんて不思議ですが、どのようにして生まれたのか、まだハッキリとしたことが分かっているわけではないようですね。
そもそも彼岸花って?
彼岸花は別名リコリス、曼珠沙華(マンジュシャゲ)と呼ばれ、多年生(2年以上にわたって生存する)の植物なとのこと。
秋のお彼岸のころから開花することが由来となって『彼岸花(ヒガンバナ)』と名付けられたそうです。
花って通常、葉が生えて、茎が伸び、その先に蕾ができて、花が咲く。
って流れですよね?だけど彼岸花はちょっと特殊で、花が咲いているときには葉はなく、咲き終わってから葉が生えてくるという、通常の植物とは違う性質を持っているんだそう。
彼岸花には毒がある?触っても大丈夫??
彼岸花は全草(花から根のひげの先まで全ての部分)が有毒の植物で、誤って食べてしまった場合には激しい下痢や嘔吐、ひどい場合には痙攣、呼吸不全、中枢神経系麻痺などの深刻な症状を引き起こしてしまうんだとか。
毒があるなんて知らなかった!
また、触るだけなら危険が無いけれど、皮膚が弱い人が触るとかぶれてしまう危険があるので注意が必要とのこと。
小さい子供には危険なので触らないようにと伝えた方が良さそうですね~。
万が一触ってしまった場合には手洗いは必須ですね!
まとめ
ちょっと珍しいから調べて見よーと思ったらなかなか植物は奥が深く、まだハッキリと解明出来ていないこともあるんだと知りました!
実際に見た彼岸花が白花彼岸花(シロバナヒガンバナ)なのか色素形成状異常で白くなった彼岸花なのかは見分けることが出来ませんでしたが、ちょっとした知識があるだけでも子供に聞かせることが出来ますね!
夏の暑さを過ぎ、寒くなる前のちょうどいいお散歩の季節。
子供と一緒にお散歩して、新しい発見を楽しみたいですね。